2013年12月25日水曜日

2013年ロボットニュースを振り返り

個人的に気になった2013年ロボットニュースを思い出して書いてみました。
超偏っていると思いますが・・・。

正直最近のしか覚えてないので、これは?というのあればコメント欄で教えてください。

3月 カワダロボティクス設立

JSKのH7や産総研HRP-2などの製造を担当していた川田工業からカワダロボティクスが生まれました。やはり大企業ではやりにくかったのかな?
(ところでゼネラルロボティクス社ってどうなったんでしょうか?)

6月 宇宙で会話?小型ヒューマノイドKIROBO発表

ロボ・ガレージの高橋さんや電通などがタッグを組んで小型ヒューマノイドを宇宙に送る計画が発表になりました。先日、ちゃんと若田さんと宇宙で会話していましたね。
失敗できないプロジェクトを成功させたのはすごいと思います。

10月 HOSPI販売開始

自律移動界ではかなりの老舗、PanasonicのHOSPIがついに一般販売を開始しました。
歴史的なニュースだったと思います。
一つの区切りですかね。

10月 Unbound Robotics UBR-1発表

元Willowのメンバーがスピンアウトした会社からROSをサポートした、一本腕のモバイルマニピュレータUBR-1を350万くらいで販売する、と発表されました。
トヨタのHSRにそっくりですが、彼らがそのことに全く触れようとしないのは何故でしょうね。
本当に売られるといいなぁ。







11月 PrimeSenseがAppleに買収される

ロボットの3Dセンサといえば、KinectかXtionというくらいに独占状態にあった、PrimeSense社がAppleに買われちゃいましたね。
今後の安価な3DセンサはMicrosoftのKinect v2になるのか、Xtionが売られ続けるのか、
他のセンサが来るのか、楽しみです。

11月 ソフトバンクロボット参入

アスラテックという会社でソフトバンクがロボット事業に参入を発表しました。
Googleよりちょい早い。
http://www.asratec.co.jp/

12月 Googleのロボット参入

ついに巨人Googleがロボットに本気になりましたね。

12月 DRC Trials

Darpaのロボティクスチャレンジが行われ、JSK OBが作ったシャフトが優勝しましたね。
1年の終わりにGood news! めでたい!

なかなか国内、国外で活発な動きがあっていいですね!
ロボット盛り上がってる感があります。

2013年12月24日火曜日

2013年ROS振り返り

今年ももうすぐ終わりですね。

このブログでROSと私の2013年を振り返ってみましょう。

1月 Groovyリリース

新年からGroovyがリリースされていましたね。catkinが正式された野心的なリリースで、willowに正月休みはないのかとビビりました。

2月 Willow解散のうわさ

このころ、大部分が解雇された、という噂が流れました。もっと長期的に開発をすると思っていましたので、びっくりしましたね。

2~5月は私のblogはcatkin化の話題でした。catkinは思想は美しいですが未だになかなか難しく、rosbuildがなつかしいです。

catkin化: 何をすればいいか理解する編

7月 ROS Hydromedusa betaリリース

8月 WillowのメンバーがSuitable Techへ合流

  実質のwillow解散のニュースでした。主なメンバはすでにOSRFなどのスピンオフ会社などに分散していましたが、ショック!でした。

9月 Hydroリリース

4月予定が伸びに伸び、9月リリースになりました。ついにcatkinのパッケージのみの提供になりましたね。

新デバイス

Oculus RiftやLeap Motionといった革新的なデバイスが我々一般人が入手可能な価格で発売されるなど、新デバイスへの期待感もありました。
 8月 Oculus Riftで動かすロボット作ってみた
来年はKinect V2が一般入手できるようになるでしょうし、MYOも出ます。まだまだ盛り上がりそうです。

1年でかなり大きな動きがありましたね。
来年はどうなるかな?Indigoは予定どおりリリースされるでしょうか?
楽しみです。

2013年12月1日日曜日

もう一つのUSBカメラROSドライバ cv_camera

ROS hydroにcv_cameraをリリースしました。

https://github.com/OTL/cv_camera

hydro使っている人ならば、

$ sudo apt-get install ros-hydro-cv-camera

で入ります。


USBカメラのドライバは、一番メジャーなのが、Bosch作成のusb_cam

http://wiki.ros.org/usb_cam

だと思うのですが、他にも

http://wiki.ros.org/gencam_cu
https://github.com/ericperko/uvc_cam

とか色々あります。

でも、camera_infoをサポートしていなかったり、
Nodeletとして使えなかったり、キャプチャ周期を指定できなかったり、
不満がありました。

そこで以上の不満を解決するものをゼロから作ることにしました。

と、ここまで書いて、それらを満たすものを発見してしまいました。

http://wiki.ros.org/uvc_camera

あるある。。。。

cv_cameraは、OpenCVのcv::VideoCaptureを使うことで、
OSに依存しません。(OpenCVに丸投げ)

なので、OSXでも普通に動くのも特徴ですから。むしろそここそが特徴ですから!

と、思ったらuvc_cameraもOSXで動くみたい!オワタ。。。